『
聴診器ブック』って知ってました?
聴診器というと、当然健康管理なんだけど……。
私が自宅に聴診器があったらやってみたいのは、木の水音を聞くこと。
この本は健康管理用なんだけど、私は奄美に絶対持っていくな。
で、ガジュマル、アコウ、デイゴ、ヒカゲヘゴ、アダン……いろんな木の水音を聞いてみたい。
木の種類や植わってる場所によって、水音は違うんだろうか。
もうずいぶん前、ネイチャーゲームをやったとき、木に聴診器をあてたことがある。
木の幹に聴診器をあてると、木に通ってる水音が聞こえて、「あぁ、木って、人間に血液が流れてるように、水が流れてるんだ」って実感。なんかすごくじんわりきたのを覚えてる。
木の中の水音がどんなだったか、実はよく覚えてない。でも最初、「え? 心音?」ってびっくりしたことは覚えてるから、水がチョロチョロ流れるような音じゃなくて、強弱のある流れのような音だったのかもしれない。
はっきり覚えてないから、もう一度聞きたいとも思う。でも「木の水音を聞きたい」には、音を確認するためだけじゃなくて、もうちょっと違う何かがある。
それは木の水音を聞くということを通して、たぶん、私の「自然とつながりたい」欲求をかなえたいのだと思う。
その何年も前の体験では、木に聴診器をあてて水音を聞くとき、みんな目をつぶっていた。
きっとみんな、聴覚をとぎすますために、視覚を閉じたのだろう。
思い出すと、といってもこれはイメージかもしれないけど、森の中のあちこちの木に聴診器をあてて目を閉じてる人が寄り添ってるっていうのは、マグリットの絵にでもありそうなちょっと不思議な光景だ。
木は大地の深くに降ろした根の先から水を吸い上げ、高い梢の先までその水をめぐらせる。吸い上げる水はどこから来たのだろう。吸い上げた水は葉から空へ放出され、どこへ行くのだろう。
木に寄り添う人は、耳で木とつながり、そのことを感じながら自分の体内の水が浄化されていくような感覚になる。
木を媒介して、水と、地球と交わる。
あのころはまだよくわからなかったけど、木の水音を聞くっていうことはそういうことなんだろう。もう一度、静かに木に流れる水音を聞いてみたい。
↓↓こちらも毎日更新↓↓
奄美泥染めTシャツプロジェクト・・
「奄美の泥あそび」
山川さらのマトモに暮らしたい・・・
「ゾウの目はどこかさみしい」
ありがとうございます
はじめまして。日本実業出版社『聴診器ブック』担当・多根と申します。「モラタメ」さんへのモニターにご応募いただき、ありがとうございます。木の音、ブログを拝見して私も聴いてみたくなりました。人と自然がつながる素晴らしい体験になりそうです。今回は多数の応募があるため、みなさまにお届けできないのが残念ですが、これを機に聴診器に関心をお寄せ頂ければ幸いです。
『聴診器ブック』にまつわるブログも始めました。
http://njg.blogzine.jp/tyousinki/
お時間があるときにでも遊びにいらしていただければ幸いです。
最後に、みなさまの健康とご多幸をお祈り申し上げます。
2008-05-14(Wed) 11:30 | URL | 日本実業出版社 『聴診器ブック』担当・多根 #-[ 編集]